ヒロマルです。
今回は、新聞配達をしている方に向けた記事です。
新聞配達をしていて、クレームを言われたことはありませんか?
つまり、苦情ですね。
電話でのクレームは
社員対応が多いですが、
配達員に直接という場合もあります。
その中で、
代表的なクレームから
納得いかないクレームもあって、
どう対応すればよいのか?
何が正解なのか?
そんな迷いがあったので、
どんなふうに対処したのか
実体験のやりとりを紹介したいと思います。
対応を警察に確認したり、
その場でやり過ごしたり…。
是非、参考にしてみてください。
ヒロマル
10年以上の新聞配達の経験
現役の新聞配達員(朝刊配達)
それでは見ていきましょう!
クレームを言われた時の対処
クレーム自体は
購読者はもちろん、歩行者や近所の人からもクレームを言われることがあります。
私の場合は、自分の非を認めることもありますが、絶対に認めないこともあります。
相手に反論したり、警察を介入させたりすることもありました。
意外なこともあるので、最後まで見てもらえると参考になるはずです。
結論
明らかに自分に非がある場合は
誠意をもって謝罪しましょう。
許してもらえることもあります。
それ以外は、
アルバイトの配達員が、勝手なことを言うのではなくて、販売店の社員に対応してもらいましょう。
その場の対応としては、社員に報告し、アドバイスしてもらえば良いわけです。
とはいえ、
全く身に覚えが無かったり、理不尽だったりと、
納得できないこともあります。
そんなときのために、
正しい対処法を決めておきましょう!
ここからは、
クレームの内容や、ヒロマルの実体験を交え
クレームに対して
どんなふうに対処したのかを紹介します。
代表的なクレームの内容
クレームは
- 新聞配達中に直接言われる
- 販売店に電話がくる
- 集金時に言われる
などの場合があります。
新聞配達中に直接
騒音
- 『バイクの音がうるさくて起こされた』
- 『階段を駆け上がる音がうるさい』
朝刊配達では代表的なクレームです。
バイクのエンジン音だけでなく、ブレーキの際に音が出てしまってクレームにつながることもあります。また、振動が伝わるような階段だと、ゆっくり歩くなどの気を使う必要があります。
走行場所
- 『ここは通らないでほしい』
- 『歩道をバイクで走るな』
配達員が、時間短縮のために走行する場所に対するクレームです。私有地の敷地内は従わなければいけませんし、公道の歩道は、バイクで走ってはいけません。
運転の仕方
- 『ライトが上向きでまぶしい』
- 『ウインカーを出せ』
配達員がやりがちなことです。気を付けなければいけませんね。
販売店に電話がくる
不着、不配、誤配など
- 『新聞が届いていない』
- 『購読新聞と違うものが届いている』
新聞配達での代表的なクレームです。大半が配達員のミスですが、いたずらや盗難などの場合もあります。
騒音や器物破損など
- 『音がうるさい(車両、投函時)』
- 『植木を倒された』 など
配達後に販売店に電話が来ます。
詳細を聞いて、配達員は注意されます。
集金時に言われる
直接や電話でのクレームとは別に、集金時にクレームを言ってくる方もいます。
- 『先日新聞紙が濡れていた』
- 『ポストの中を見られた』 など
比較的軽めのクレームが多い印象です。
勘違いや、誤解などもあります。
納得できないクレーム
ミスを素直に認めることは大事です!
しかし、
間違いなく配達したのに配達されていないと言われたり、
一生懸命に働いて頑張っているのに、理不尽な怒られ方をしたら
どんな気分になるでしょうか?
私なら、納得いきません。
そんな私の実体験を見ていきましょう。
👉【実体験①】威圧的な頑固おやじ
気持ちよく朝の新聞配達中・・・
というか、つい先日の話・・・
細い路地で1台の車が私の隣を走り去っていきました。
配達をしていると、
少し先の交差点にあるゴミ捨て場の前で、その車が止まっていて、
背の高いがっちりした風格ある年配者が
車から降りて私に近寄ってきました。
おい!お前ライトまぶしいぞ!
ああん!?
どこの新聞社だ?
会社に言ってやるからッ💢
物凄い威圧的な態度で、私の目の前まで向かってきました。
うわぁ~またきやがった…
ライト!?上向きになってたかなぁ・・?
ってか、なんだその態度は…💢
それに、既にライトが関係ないくらい明るいし、万が一上向きだったとしても
わずか2秒くらいだろうが…💢
あまりの態度にイラっとして、実際にライトが上向きだったのか確認すらしなかった…。
そして、
実はこのおやじ・・知っていました。
1年前頃に、このおやじ宅の前ですれ違った際に、同じように呼び止められて
『ちゃんとウインカー出せよ』
と、注意を受けていたのです。
その時も威圧的な態度で、名前は?会社教えろだの、何考えてんだーだの・・と、
さんざん言われ続けました。
その時の私は、ウインカーを出すまでもないような狭い場所でしたが、
実際に出していなかったので、
素直に誠意を持って謝り、名前や所属新聞販売店も答えたせいか、
なんとか許してもらいました。
以後、そのおやじの自宅周辺は特に注意していましたが、
この日はおやじがまた本領を発揮してきたということです。
補足ですが、このおやじのお宅はうちの新聞の購読者ではありません。
私は、バイクを安全な場所に駐車して対応しました。
すみません・・・
会社どこだ?名前は?
まぶしいんだぞ!ああん!?
文句言ってやるから教えろッ💢
いや、すれ違ってもないし、
ほとんど後ろにもついてなかったと思いますが・・
お前、停めてる時もずっとまぶしいんだよ💢
名前なんていうんだ💢
1年前と同じ状況・・・
ブチッ……ということで
反撃開始💢
あ、もしライトが上向きだったらごめんなさい・・。
ですが、
私も言わせてもらいますけど、
あなたがいつも車止めているこの場所は交差点なので、
駐停車禁止区域ですよ?
道路交通法ご存じですよね?
これ駐停車違反ですよ。
言ってやりましたよ。さらっと。
実は、このおやじがいつもゴミ捨ての際に
交差点に車を止めていて、
右折しずらくて迷惑していました。
この場所は、以前の新聞配達員が右折の際に、車と衝突して
救急車で運ばれた危険な交差点。
そこに堂々と車を違反停車しておきながら、
私に偉そうに注意してくる
のだから、
私は黙っていられませんでした。
な、何言ってんだっ💦
俺は、ゴミ捨てするのに
たった5分位停車してるだけだ。
しどろもどろ…しどろもどろ…
いや、時間がどうとかではなくて、ここは駐停車禁止です。
いつも私が右折する時、ここに停車しているので危険なんですよ。
それから、私があなたの車を照らしたとしたら、どのくらいの時間ですか?
ほんの一瞬ですよね。
それに関してはどういう考えですか?
知らねぇよ。まぶしかったんだよ!
俺は、誰よりも早く来てゴミ捨て場のカゴ広げて
ゴミ捨ているだけだ。
何がいけねぇんだよ。
私も、ゴミ捨てするのでよくわかります。大変ですよね。
でも、ここは交差点で、駐停車禁止区域なのでわずかな停車でもダメですよ。
そんなこと言ったら、どうやってゴミ捨てんだよ?
なに文句言ってきてんだ!?
何がいいたいんだお前は💢
歩いて捨てればいいんじゃないですか?
そもそも私の考えることではないと思いますけど?
それに、私からは何も言ってませんよ。
あなたが言ってきたから、あえて言ってるだけです。
この時、朝6時近くなっており、近所の方や散歩している人の視線が気になっていました。
ていうか、別に争いたいわけではないので、今後は、お互いに気を付けましょう?
っていう話です!
そういう話にして終わりにしませんか?
私も配達ありますし…
理解していただけませんか?
何だお前!
俺はゴミ捨ててただけなのに💢
なんで俺がそんなこと言われなくちゃいけねぇんだ!
わかりました。
ご理解いただけないようなので、
警察でもなんでも、間に入ってもらって話しませんか?
これからのお時間大丈夫ですか?
俺は時間なんてなんぼでも大丈夫だ!
わかりました💢
私はおやじから離れ、販売店の信用している社員に電話をしながら、
念のため現場の写真を撮影しました。
いきさつと現状を報告すると、
警察に確認したうえで
社員も現場に来てくれると言ってくれました。
頑固おやじは、私が車の写真を撮ると、
安全な駐車場に車を移動しました。
そして私に言ってきました。
どこに電話したんだ!?
誰か来んのか!?
ああだのこうだの…
私の言ってること理解していただけないようだったので、
一旦、うちの社員に連絡しました。
これ以上はあなたと話しても無駄なので💢
📲プルルルル・・・プルルルル・・・
その時、社員から電話が・・
お疲れ様です。はい。
えっ!?あっ、警察も来るんですか?
はい。わかりました。じゃあ、また電話ください。
この社員との会話中・・・
わかった💦別にいいんだ💦
なんか焦って私に向かって叫んでいたけど…
知らねぇ💢
電話が終わると・・
俺はどうしたらいいんだ?💦💦
勝手にしたらいいんじゃないですか?
これからうちの社員と警察がきますけど、
あなたの自宅も知ってますし、
現場の写真も撮ってあるんで
居ても居なくてもどうでもいいですよ?
どうぞお好きに!
そう言うと、頑固おやじはゆっくりと帰っていきました。
社員が警察に相談したら、
『パトロールのついでに現場に行ってみる』と、言われたそうです。
私は遅れてしまった配達を再開しましたが、
途中で電話が来て、先ほどの現場へ…。
警察に言われた対処法
現場では、社員と警察が話をしていました。
警察に詳しい事情を話すと、
『手は出されてない?』
と、確認されました。
いろいろと話しましたが、最終的には
近年は危険な人も多いし、何をされるかわからない。
前にも同様の事があったということで、
そういう人は文句を言いたいだけだから、あまり相手にせず、
かるく回避する方が安全ですよ。
と、ご教授いただきました。
その通りだとは思いますが、
日本語を理解できず、自分の違反は見えていないのに、
他人には信じられない態度で、偉そうに威圧してくる神経にムカつきました。
20年前だったら、俺が手を出してるわ💢💢
と思える、ストレスのたまる配達でした。
私が心に思ったのは、
このおやじが今回の事で少しでも新聞配達員に対して、酷いクレームを言う機会が少なくなれば意味があったかな…
ということです。
1週間後の頑固おやじ
今回登場した頑固おやじですが、
その後どうなるのか…
配達しながら観察していました。
画像(上記の争いから1週間後) 準備中
はい。ダメでした。
全く反省はしていないようでしたが、
まぁいいでしょう。
あの威圧的な態度でまた何か言ってくるようなことがあっても
私は相手にしないのだから!
以上、周辺住民から配達員へ直接言われたクレームでした。
👉【実体験②】うるさい店長
これはクレームに対して、
うちの販売店の店長がやらかした話です。
そんな店長とのやり取りを紹介します。
私の配達区域の購読者Aさんから、
『配達時間が遅いので早めてほしい』
という要望があったということで、
次の日から効率の悪い配達順序ながら、
指定時間に間に合うように配達していました。
ところが・・・数日後。
昨日、Aさんから配達時間が遅いって苦情が入ったぞー!
ええっ!?
ギリギリだけど、指定時間には間に合ってますけど?
間に合わないようなら、朝少しでも早く出てこないとだめだぞ!
ブツブツ…ブツブツ…
おかしいなぁ・・。
ちゃんと入れてるけど…。
もっと早くってことかなぁ…?
私は、できる限り早く起きて配達を開始し、
間違いないようにAさん宅の投函時刻をスマホで確認して、
毎日メモして配達するようにしていました。
1週間後・・・。
Aさん宅から新聞が遅いって
また電話きたってよ💢
ちゃんと入れてるのか!?
えーーっ?!
間違いなく入れてますよ!
Aさん宅ですよね?
ちゃんと入れてもらわないと困るんだよ。
あそこは昔から俺の担当区域なんだから!
そんなこと言われても、ちゃんといれてるし、
これ以上早くは無理ですよ!?💢
時間確認しながら入れてるし…。
っていうか、配達終わりに確認しに行ったら、
まだ新聞がポストに入ってましたけど?
それなのに遅いってどういうことですか?
そうなのか…?
まあ、ちょっと確認してみるから!
ブツブツ…
と、こんなやり取りを住宅地図を見たり
他の社員を交えたりして何日か続けました。
そして最初のクレームから1か月後・・・
ヒロマル君ごめん💦💦
うちの店の最初に電話に出た人が間違ったみたいで、
隣の区域のお客さんだったー。
なんか名前が似てて、家も、道路挟んでちょうど真裏みたいなんだよね…。
いや~悪かったね。ごめん💦
ですよねッ!!
どう考えてもおかしいと思ってましたよ!
マジか~・・
無駄に頑張ったっていうことね。
……結構きつかったですよ。
いや~本当に申し訳なかった💦💦
なんかあったら何でも協力するから言ってね。
ごめんごめん。
ごめんじゃねぇよ!コノヤローッ⚡
まぁ、明日からゆっくりできるか・・・。
っていうか、ちゃんと確認してないのバレバレじゃん。
しかも1か月だぞ…
信じられねぇ…。
という、信じられない話です。
ですが、
この様に自分ではキチンと配達したのに、届いていないという話は
盗難や勘違いなどもあるのでよくある話です。
おかしいなと思ったら、私のように記録したり、確認したりすることをおススメします。
その後の店長
その後の店長は、私に無駄話することが極端に減り、少し静かになりました。
相変わらず調子が良く、
しばらくは機嫌取りみたいなことが続いて
気持ち悪かったけど・・(笑)
うちの店長は同じ話を何回もするような、
くどい中年男性です。
別に嫌いではないけど、話をすると長くなるので、極力会話を避けています。
私にとっては、
新聞を組んでいるときに無駄な話や、
同じ確認などを何度もされなくなって、とてもやりやすくなりました。
新聞配達でクレームを言われた時の対応 まとめ
大事なこと
- 自分の明らかなミスは素直に認め、心からの謝罪をする。
- 納得できないことは原因を突き止め、間違いのない対処をする。
- アルバイトの場合は勝手に判断せず、店長や社員の指示に従う。
とはいえ、
いろんな購読者や社員がいて、販売店の対処法も様々かと思います。
正確な対処法は一言では言い切れませんが、
私が、新聞配達で思うことは、
配達員は、正確に新聞を届け、
誰にも迷惑を掛なければ、
誰にもクレームを言われることはない。
当たり前のこと…(笑)
なんか、ツッコミどころ満載ですが、
つまり、新聞配達は
自分のペースを乱されることなく
自由で難易度の低い仕事
ということです。
お互いに自由に気持ちよく
配達ライフを楽しみましょう!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
これからも、ヒロマルは新聞配達をする方を応援していきます!
コメント
うわっ、きつ…
何がきついかって、結局自分が騒音を出していたことに対して、なんら見解を示しておらず、単なる愚痴記事になってるのがきつい…
コメントありがとうございます。ヒロマルです。
当時、日本語が通じない相手に怒っていたので、単なる愚痴記事と言われれば、そうなのかもしれません。
相手が大人のする対応ではなかったので。
騒音を出していたというわけではなく、記事をちゃんと見て頂ければわかりますが、
ライトが眩しいというクレームに対応した話です。私の表現が至らないところもあるのは事実ですが、
言いがかりをつけることを何度もしている方でしたので、その模様をできるだけ忠実に表現しました。
付け加えるなら、バイクは音が出ます。ライトも点灯します。実際はなんの違反もしていません。
あえて言うなら、ライトが眩しかった・・のかもしれない。
でも、すれ違ってもいないわけですから・・
相手は明らかな違反をしていました。ですが、記事の通り、話にならない状況でした。
迷惑な運転を私がしていたのなら、あのあと現場にくる警察と実況見分のように対応すればよかったのに
いざ、第三者を介入させようとしたら逃げた人です。
私にいちゃもんを言ってきた目的はなんでしょうね?
わかる人が見ればすぐ理解できる話ですが、自分を俯瞰してみることができる人が
少ないと感じざるを得ません。
投稿した目的は、こんな出来事ありましたよ。こんな方もおりますよ。ってことを
新聞配達に興味がある方に知ってもらいたくて、実体験をもとに記事にしたということです。
なんというか、世間的に時代は進んでいるのに
こんなコメントをしなければならないのがすこし悲しいです。
価値観はそれぞれなので。きつくてすみません。
ありがとうございました。