新聞配達の事故履歴|どんな危険が!?労災でバイトでも補償!

車と自転車の事故 新聞配達
ヒロマル
ヒロマル

新聞配達をおススメの副業として
紹介しているヒロマルです。

 

新聞配達のアルバイトって
安全なのか不安ではないですか?

 

新聞配達は
【とても効率よく稼ぐことができて、誰にでも始めやすい副業】
です。

ですが、外で仕事をするので少なからず危険は伴います。

小さい頃から怪我ばっかりしていて、落ち着きのない私も
新聞配達を始めた頃は怪我をしないか不安でした。

そんな私が、10年以上新聞配達を続けていられるのは、
たくさん危険な目に遭い、
そこから注意すべきポイントを
正確に学んだからだと思います。

そこで、この記事では

  • 実際に私が経験した事例
  • よくある事故や危険な事例

を紹介し、新聞配達にはどんな危険があって
どんな風に対策するのかを知ってもらいたいと思います。

ヒロマルの顔

ヒロマルの簡単な経歴

中学生で新聞配達を経験。
大人になって、また新聞配達を始め、10年以上継続している。

*ここでの新聞配達は朝刊配達を前提として記事にしてあります。

この記事を見てわかる事
  • 実体験の危険から学んだこと
  • 思いもよらない危険があること
  • 新聞配達にはどんな危険があるのか
  • 配達手段によってそれぞれの危険がある
  • 時間帯や季節によって気をつける事がある
  • 安全に配達するにはどうするのか

まずは、私の実際に経験した危険から
見ていきましょう!

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【実体験】新聞配達中の事故や危険

配達手段別に紹介していきます。

🚗自動車で配達中

夜明け前の暗い道路
夜明け前の道路

時間はAM4:30頃の季節は初夏でした。

辺りは、明るくなりはじめていました。
私は新聞販売店の軽ワゴン車で、
一般住宅の他に
スーパーやコンビニ、他の配達員のために束になった新聞を、
決められた場所に配達するという業務(中継)
をしている時でした。

 

その頃の私はまだ車での新聞配達経験が浅く、
始めて2か月くらいでした。

細い住宅街の直線道路を走行中、
愚かなことに私は気持ちよくスピードを出していました。
すると
50メートル先の信号機のない交差点に
他の販売店のバイク配達員が現れました。

私はバイクが確認して止まるだろうと思い

普通にこちらの優先道路なので気にせずに直進していると

なんと、片側しか確認せず一時停止なし
私の前に飛び出してきたのです!

一切、こちら側に顔を向けませんでした。

  

『バカヤロー!』

 

急ブレーキとともに叫びましたね💦

 

案の定、正面衝突

 

現場にはバイクかごから飛び散らばった新聞が散乱し、
車は前方がへこみ、片側の前照灯が外れていました。
あまりの衝撃音で、近所の方も数名覗いているのがわかりました。

 

私はすぐに、バイクに乗っていた70代位の年配の配達員に駆け寄りました。

『大丈夫ですか?怪我はないですか?』

 

相手に大きな怪我はなし。
私も少し足をぶつけたぐらい。

派手な衝突事故のわりに、車両同士の衝突でお互いに怪我はない状態 

 

『やべー、どうしよ・・。』

 

そんな気持ちの中、
お互いに自分の販売店の社員(店長)
に電話をしました。

私は、『警察よんだほうがいいですか?』

と、店長に聞きましたが、
現状と場所を伝え待機しました。

すぐに、店長が現場に来てくれて対応してくれました。

 

その後、私は店長の指示に従い配達を続行することに・・。

 

普通なら、警察に電話ですよね💦

 

あとで聞いたことですが

相手が全く安全確認していないのを認め

全ての責任はバイク側にある』と言ったそうです。

 

私に処分はなく、修理代も全額相手の販売店が持つ
ということで話がついたと聞かされました。

 

もちろん社員からは気を付けるように!
と、私は指導されることとなりましたが・・・

 

普通なら私の方が車なので
過失割合が多いと思いました。

今まで、単独事故は何度かありましたが、相手がいる事故は初めてで

かなりパニックでした・・・

 

事故の原因

  • 私が危険予測をせず、かもしれない運転が出来なかったこと
  • 私が、交差点に進入するには早いスピードだったこと 
  • 相手の確認不足
  • 相手が一時停止しなかったこと

 

などでしょうか・・・

 

 

起こるべくして起きた事故ですが、

相手が同業者のいい人で、そして何よりお互い怪我がなくてよかった。

 

【慣れてきた頃が一番危なく、事故が起きやすい】

 

前もって言われていた通りになりました。

その後の【配達をいかに安全にこなすか】を考える

貴重な経験になりました。

 

しかし、

いくら店長の指示とはいえ、警察を呼ばなかったことはダメなはずなので、

反省しています・・・。

 

 

🛵バイクでの配達中

バイクでの新聞配達

 

新聞配達にも慣れ、経験も5年くらいになった頃でした。

 

新聞配達をしていると、別の販売店のバイクとよくすれ違ったり、

同じ時間に同じ区域を配達したりすることがあります。

 

そんな時、バイクとバイクの正面衝突が起きました。
珍しいですよね💦

夏の朝5時頃のことです。

 

見通しの悪い交差する細道で

一時停止している私に向かって別の同業者が・・突っ込んできました。

辺りが明るくなっていてライトは見えず、エンジン音も聞こえなかったのかな・・?

 

この時の配達員は年齢も若く、ホヤホヤの初心者のようでした。

 

見かけない配達員がいるなと思って意識はしていました・・

そんな相手が、交差する道路の右側を

ショートカットして走ってきたのです。(もはや暴走です)
 

そりゃあ ぶつかるよ・・・ 

 

私は暗黙の了解で

中央線がない細い道路は車と同じく基本左側を走ると思っています。

そうしないと危険だからです。

 

衝突のあと、

体も擦り傷程度で、バイクも無事でしたが相手に左側を走るよう強めに注意しました。

 

一応、店にも報告したところ相手方に注意したようです。

 

 

新聞配達は、真っ暗な夜道だけでなく、

夏の朝方のような明るい時間帯でも危険があります。
明るくなればなるほど
ライトで相手に
自分の存在を知らせることもできなくなるし、

同業者や散歩者、ランニングしている人などが多くなるからです

 

私が歩行者だったら大変なことになっていましたね。 

自分も

明日は我が身だと

身の引き締まる思いになりました。

 

 

🛵バイクでの配達中(自損) 

新聞配達のバイク

 バイクでの転倒は結構あります。

 

特に冬は路面状態によって転倒が多くなります。

危険だと理解していてスピードも出ていないため、

大きな怪我はしないのですが・・。

下記の事例は、冬ではなく梅雨時期です。

 

前日に大雨が降った次の日、

雨は止んで配達しやすく、いつも通りの配達でした。

ところが私は、下り坂で派手な転倒をしました。

 

急な下り坂に前日の雨で小石が道路に流れ出たがあって、

前輪ブレーキをかけてしまったのか、
その小石のせいで前輪のタイヤが滑り転倒しました。
派手な転び方で大きな怪我を負ってしまいました。

靭帯損傷で、配達を1か月ほど休みました。

 

そうです。バイクや、自転車のような2輪車は小石に弱いのです。

配達仲間でも小石で滑り、ろっ骨を骨折したり、

畑に突っ込んだりと、事例がたくさんあります。

 

当たり前ですがスピードを出せば出すほど危険です。

わかってはいるけど

ベテランになってくるとスピードを出してしまうので

慣れている人ほど気をつけなければいけません。

他にも

  • 冬季の雪上や凍った路面
  • 濡れた横断歩道などの白線やマンホール
  • 道路と排水溝の段差
  • 濡れた草の上  など

転倒しやすいので注意が必要です。

 

 

🏃‍♂️徒歩での配達中

 

危険なブロック階段
固定されていないブロック階段

バイク同様に冬の路面は凍結してしまえば
徒歩でも危険です。

しかし、凍結した路面以外でも危険はあります。
次の事例は、真夏の事で

バイクを降りてからポストへの移動をする際に起きた事故です。

 

それは

コンクリートブロックの段差や階段です。

僅かに下っている段差を小走りで配達中

地面のコンクリートブロックがグラついたんです。

その瞬間、捻った足首に全体重がかかり靭帯を損傷しました。

全治1か月でした。

歩けないほど痛く、松葉杖に・・・

 

私は普通の階段でも半年前に同じような怪我をしており、

2度目の靭帯を損傷しました。

おバカさんですねww

 

それ以来、下りの階段や段差は走ることなく配達
と心に決めました。

また、靴も慎重に選び、
足首を回したり、屈伸をしたりなど
簡単な準備運動もするようにしています!

 

🏃‍♂️暗闇での突起物

 

私が経験した地味だけど、本当に怖かった例です。

 

強風が吹いた後の配達でした。

バイクを降り、歩いてポストまで向かう際、

ライトをつけて配達するような暗い箇所で遭遇しました。

 

家に立て掛けてあったと思われる先の鋭い棒状の物

私の歩く場所の顔面の高さに突き出ていたんです💦
はっきり言って目の前でした。

ギリギリの所で気づいて、怪我はなかったのですが、

もし、この日にライトを使用していなかったり、急いでいたりしたら・・

そう考えると恐怖感じてしまうほど鋭い槍のような先端でした。

本当に怖かったです。

 

何が怖いかというと、

月明りがあってそんなに暗くなければ、

ライトを使用せず配達することもあるということです。

 

 

きっと強風のせいで倒れたんだと思います。

 

 

台風の後には

道路上に沢山の物が飛ばされているので、

バイク走行時は気を付けていたし、歩く際もつまずかないように

地面にライトで照らして歩くようなことはしていましたが、

このケースは予想外でしたね。

 

新聞配達は基本的にまだ日の出前の時間帯です。

必ず周囲が明るいとは限りません。

センサーライトや街灯があれば、この様な危険は回避できるかもしれません。
特に地方や、物陰の暗がりなどは気を付ける必要があります。

 

印象に残った危険だったので

紹介してみました!

 

ここからは一般的な新聞配達の危険を紹介します。

新聞配達の危険

自然災害

台風被害の様子

【台風】
集中豪雨や強風で思わぬ危険がある
(倒木・電線断裂・冠水・飛来物など)

豪雪の様子

【豪雪】
特にバイクや自転車での配達は危険が伴う
転倒・走行不能・雪崩・落雪など)

地震による地割れや段差

【地震】
地震の発生後は注意が必要
(地割れ・段差・落下物など)

 

ヒロマル
ヒロマル

どんな災害が起きても新聞が発行される限り
新聞配達に休みはないんだね。
大事なのは安全を最優先に配達することです。

 

天候や気温

大雨の様子

【大雨】
新聞配達員にとって最大の敵
(河川の氾濫・土砂崩れ・スリップによる転倒など)

大雪の日の様子

【大雪】
どんな配達手段でも大変
(走行不能・スリップ・視界不良・体温の低下など)

みぞれや雹

【みぞれや雹】
レアな天候だが、長時間の配達はかなり冷える
(スリップ・視界不良・体温の低下)

線路沿いのブラックバーン

【冬の凍結した路面】
朝方は気温が低く凍結しやすい
(転倒・スリップ・事故)

ヒロマル
ヒロマル

正しい対策をすればリスクを軽減できるけど、
天候や気温をかえることはできないから辛いね。

実は、以前の私は対策せずに配達していた過去があって、
動けないほど寒く、手足のあかぎれを経験しました。

 

自己の判断・操作のミスなど

  • バイクの操作ミス(スピード・ブレーキ・ギア・停止場所)
  • バイクに新聞の積みすぎ
  • 寝坊して慌てる
ヒロマル
ヒロマル

経験が浅い頃はよくやっていました。
毎日配達していると少しづつ慣れてきて
安全に配達できるようになりましたね。

その他の危険

  • 動物や人が急に現れる
  • 女性配達員が怪しい車につけられる
  • 女性配達員が酔っ払いにからまれる
  • 犬に吠えられて、配達できない
  • パトカーに止められる
  • 不審者に間違われる
  • 酔っ払いがウロウロしてる
  • 貴重品を落とす
  • 地方の山奥にはトイレがない など

新聞配達で経験したレアなケース

  • バイクなのにヘルメットするのを忘れたまま配達終了した
  • バイクで配達時に購読者の電気自動車の充電コンセントを壊した
  • 冬の朝方に屋根からツララが落下し危険だった
  • 配達区域のコンビニに強盗が入り、警察から情報を求められた
  • 販売店に向かう途中で警察に捕まった(一時停止違反) など

いろいろ注意しなくてはいけませんが、
いくらでも対処できるので、
危険を想定して対処できるようにしておくことが重要です。

その他の危険や、レアケースの内容については
対処法も含めて別記事で紹介します。

 

配達中に怪我は労災保険で補償される

配達で大怪我

もし、配達中に怪我をしてしまったら、正社員だろうが、アルバイトだろうが、
労災認定基準に該当していれば、労災保険で補償されます。一部例外はごくわずかです。

 

会社が労災保険に未加入であったとしても保証されますので、労働基準監督署で申請をしましょう。

また、「労災隠し」のようなこともありますので、怪我した時のことを考えて事前に正しい知識を得ることをおすすめします。

 

【労災隠し】とは

軽傷の怪我

労災隠しを簡単に言うと、【事業者が労災事故を隠し、労働者の権利を奪うこと】です。

ブラック企業の犯罪行為ですね。
会社側は不利益になるので、できるだけ労災申請したくないんですよね。
もしも、身近で労災隠しがあったら、労働基準監督署に相談するべきです。

コンプライアンスが厳しくなった現代でも、
実際に労災隠しは行われていますので、本当に注意してください!

【実体験】労災保険の申請ミス

私は怪我をしやすく、沢山の企業で労災を使用した経験があります。


その都度、事務員さんに任せていれば大丈夫だったのですが、
新聞配達で怪我をしてしまった際、

労災申請の書類をよく確認せず提出してしまい、
完璧な補償をうけられなかったというミスをしてしました。

今後は、私が労災補償を受けたいと思ったら

  • 自分の怪我やその時の状況が、認定基準に該当するのかを確認
  • 申請書類を人任せにせず、自分で細部まで確認する

これに注意したいと思います。

手段と時間帯別にみた危険度

バイクでの配達は被害が大きくなりやすい

季節を通して様々な場所を通行するので、
一定量の労働災害が起きてしまいます。
わずかではありますが、死亡事故につながる場合もあります。

新聞配達は

  • 自動車
  • 原付バイク
  • 自転車
  • 徒歩

一般的にこのような手段で行われます。
その中で、一番事故に合うケースが多いのはバイクでの配達です。
そして圧倒的に加害者になるより被害者になる方が多いです。

理由は、配達手段としてバイクが一番多いというのがあり、中でも車やトラックとの衝突の例が多く報告されています。

朝刊配達の時間帯は暗く交通量が少ないことから、スピード超過や、注意が散漫になりやすいということで、バイクとの接触してしまうケースがあるようです。

特に、大きな道路や交差点は重大事故につながることを忘れてはいけません。

朝刊配達と夕刊配達のちがい

基本的な配達時間帯です。

  • 朝刊➡夜中2時位~朝方6時位
  • 夕刊➡夕方3時~6時位

朝刊配達

  • 早朝の配達になるので、寝坊したり、即やめる人もいる
  • 口数が少なく、コミュニケーションはあまりない
  • 早朝のため、交通量や人が少なく配達しやすい

夕刊配達

  • 夕刊の購読者は朝刊より少ないので、配達時間が短くなる
  • 交通量や人が多くなるので配達しにくい
  • 明るい時間帯なので、配達ルートを覚えやすい
  • 許可されれば中学生でも配達可能
  • 朝刊に比べると人との関わりが多くなる

比べてみると、
安全に関してみれば、交通量と人の量の違いがありますね。

朝刊配達は、辺りが暗いということもあって
周囲が自分の存在に気付いてくれず、衝突や接触事故が多い傾向です。
また、配達員の運転技術の過信により、自爆してしまうこともあります。

夕刊配達は、車や人の絶対数が多く、
気を付けていても事故が起きてしまう確率が高くなります。

時間帯の違いで注意しなければならないことが違うようです。

安全に配達するために

私は現在、バイクで新聞配達をしています。
沢山の失敗から多くの事を学びました。
季節や、明るさ、区域の特長などで変化していくので、
安全を常に意識しなければいけません。

安全に配達するための意識

あらかじめ危険な個所をピックアップしておき
季節ごとに適切な装備をして、どんな時も焦らず、余裕をもって
無事に新聞配達業務にあたる。

具体的にいうと

  • 蛍光色の反射材のついた服装で配達
  • 遅れても慌てず、危険を予測する
  • 走る、止まる、確認する、のようにメリハリのある配達
  • 歩道をバイクで走らない
  • 無理な配達軒数を受け持たない
  • 途中で休憩をはさむ
  • かるく準備運動する
  • 下りの階段では走らない など

自分の中での法律を作っています。

全て、身をもって経験し、反省した結果です。(笑)

新聞配達の事故履歴 まとめ

どうでしたか?

私は新聞配達は危険もあるけど

すごくメリットのある仕事だと思っています。

どんな危険があるのかを理解したうえで、

最初から対策しておけば、なにも怖くありませんよ😊
今後も、危険に対処する役立つ情報を
紹介したいと思っています。

ヒロマル
ヒロマル

新聞配達について他の記事でも詳しく紹介しているので、
少しでも興味のある方は読んでみてください。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます!!

 

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